複十字シール(ふくじゅうじシール)は公益財団法人結核予防会が寄付のために作っているシール。1903年にデンマークで慈善募金運動のためにクリスマス・カードにシールを貼ったのが起源とされる。その当時、世界中で死亡原因上位とされていた結核を撲滅・予防するための募金手段として複十字シールが考案された。2008年の時点で複十字シールを発行している国は約80ヵ国以上である。 日本では1952年(昭和27年)より結核予防会から発行されている。沖縄では、1952年から本土復帰の1971年まで、琉球独自の複十字シールが発行されていた。