『裕さんの女房 もうひとりの石原裕次郎』(ゆうさんのにょうぼう もうひとりのいしはらゆうじろう)は、村松友視によるノンフィクション小説。青志社より2012年5月10日に刊行された。夫である石原裕次郎の夢を支えるため映画界のトップ女優・北原三枝を辞め“裕さんの女房”・石原まき子となり、苦難、借金、病魔と次々と襲いかかる試練に夫とともに立ち向かったまき子夫人だけが知り得る石原裕次郎の素顔と、秘められた夫婦の生きざまを描く。 『裕さんの女房』と題して2021年にテレビドラマ化された。