蔚珍鳳坪碑(ウルチン・ポンピョンひ)とは、1988年1月に大韓民国慶尚北道蔚珍郡竹辺面鳳坪里で発見された、6世紀初頭の新羅の法興王時代の碑石。農耕作業の際に偶然発見されたものであり、すぐには碑石であることは解からずに、同年4月になって古碑石であることがようやく確認されたという。碑石は高さ2.04メートルの四角柱状の花崗岩自然石をほぼそのままに用いたものであり、約400文字が1面にのみ刻まれている。1988年11月4日、大韓民国の国宝第242号(蔚珍鳳坪新羅碑)に指定された。