董グループ事件(とう〈トン〉グループじけん)とは、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)によるスパイ事件。1964年(昭和39年)5月14日検挙。新潟県村上市の海岸から密入国した北朝鮮工作員の柳川昌儀こと(当時45歳)が約2年10か月にわたって多数の工作員を獲得して平壌放送や帰還船などを利用して北朝鮮当局と連絡をとりながら活動していた諜報事件である。