葛城二十八宿(かつらぎにじゅうはっしゅく)とは、役小角が法華経八巻二十八品を埋納したとされる経塚である。葛城二十八宿経塚、葛城修験二十八宿などともいう。 和泉山脈~金剛山地の山やその付近の寺社を中心に二十八ヶ所の経塚があり、現在も修験道の行場となっている。経塚には青岸渡寺(熊野修験)、七宝滝寺(犬鳴山修験)、転法輪寺(葛城修験)、聖護院(本山派修験)などの修験者による多くの碑伝が奉納されている。