英国学派(えいこくがくは、English School)は、国際政治学国際関係論における一学派を指す。 「英国学派」という言葉は、広くはイギリスの国際関係論の中にある一潮流を指す。これは、特に国際関係論という学問領域では、アメリカの科学主義的方法が優勢であるという事情を背景としている。しかし、実際には、英国学派がいかなる学術的集団を指示するかということ自体に論争がある。その上で(society of states or international society)を一つのキーワードとしながら、歴史・国際法・(政治)思想を重視するところに特徴が見られる。