芳流閣(ほうりゅうかく)は、曲亭馬琴作の読本『南総里見八犬伝』に登場する架空の建築物。作中の滸我御所(史実の古河御所)内に、利根川に面して築かれた三層の物見櫓である。「滸我」(こが)は『八犬伝』原作における古河の表記。