花間派は、作品が五代の詞集『花間集』に収録された詞家を指す。代表人物に温庭筠・韋荘・らがいる。 一般に花間派は、唐代の温庭筠に起源を持ち、五代の時の後蜀で繁栄したとされる。厳格な意味で言えば一派をなす訳ではないが、一般に花間派とは、この種の文学形式が民間歌曲を経て文人の創作へと到るものを指す中間形態である。