『花氷』(かひょう)は、松本清張の長編小説。政界に根を張った利権を利用し、一攫千金を狙う不動産ブローカーの野心を描く、ピカレスク・サスペンス。『小説現代』に連載され(1965年1月号 - 1966年5月号、連載時の挿絵は生沢朗)、1966年11月に講談社から刊行された。後に電子書籍版も発売されている。 1982年にテレビドラマ化されている。