色達県(しきたつ-けん、セルタル、セルダ、gser thar)は中国四川省カンゼ・チベット族自治州北東部に位置する県。セルタルとは金色の駿馬を意味する。チベット高原の上にあり、バヤンカラ山脈(巴顔喀拉)の東南部が走り、県内には4,000mを超える高い峰が連なる。 セルタルの人口の大部分は牧畜に従事する。県内の有名な寺院には、ニンマ派の最大級の僧院ラルンガル僧院があり、多くの僧侶が学んでいるが当局の警戒の対象でもある。