腰掛(こしかけ)は、江戸幕府の設備の1つ。幕府に出訴した者たちが待機するための控え所で、評定所や町奉行所などの現代でいう裁判所施設の敷地内や門前にあった。 南北江戸町奉行所の腰掛は94坪。評定所の腰掛は明和6年(1769年)に火災で消失した後、再建された際に内腰掛と外腰掛が設けられた。