純陀(じゅんだ、ちゅんだ、ちゅんだか、サンスクリット:चुन्द Cunda、タイ語: จุนทะ cunthá)、漢訳では准陀・淳陀・周那と音写、妙義と訳す。 1. * クシナガラ(現ビハール州カシアー)の鍛冶屋・工巧師の子。釈迦の最期の布施者となった。本項に詳述。 2. * 舎利子の末弟。1の純陀とは別人。 以下では『大般涅槃経』から要約する。なお、大般涅槃経には初期のパーリ語聖典等に明らかにされたものと、後世の大乗仏教の思想概念が加入されたものとがあるため、以下では基本的に初期聖典に登場する純陀の姿を描き、大乗教典の解釈が対照的な部分は並列記述した。ちなみに大乗仏教の部分では、大乗仏教では一切救済を説くために、平民である純陀の身分が強調されている(特に『法華経』影響下の『涅槃経』〔一切大衆所問品、純陀品〕では強く主張される)。

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  • 純陀(じゅんだ、ちゅんだ、ちゅんだか、サンスクリット:चुन्द Cunda、タイ語: จุนทะ cunthá)、漢訳では准陀・淳陀・周那と音写、妙義と訳す。 1. * クシナガラ(現ビハール州カシアー)の鍛冶屋・工巧師の子。釈迦の最期の布施者となった。本項に詳述。 2. * 舎利子の末弟。1の純陀とは別人。 以下では『大般涅槃経』から要約する。なお、大般涅槃経には初期のパーリ語聖典等に明らかにされたものと、後世の大乗仏教の思想概念が加入されたものとがあるため、以下では基本的に初期聖典に登場する純陀の姿を描き、大乗教典の解釈が対照的な部分は並列記述した。ちなみに大乗仏教の部分では、大乗仏教では一切救済を説くために、平民である純陀の身分が強調されている(特に『法華経』影響下の『涅槃経』〔一切大衆所問品、純陀品〕では強く主張される)。 (ja)
  • 純陀(じゅんだ、ちゅんだ、ちゅんだか、サンスクリット:चुन्द Cunda、タイ語: จุนทะ cunthá)、漢訳では准陀・淳陀・周那と音写、妙義と訳す。 1. * クシナガラ(現ビハール州カシアー)の鍛冶屋・工巧師の子。釈迦の最期の布施者となった。本項に詳述。 2. * 舎利子の末弟。1の純陀とは別人。 以下では『大般涅槃経』から要約する。なお、大般涅槃経には初期のパーリ語聖典等に明らかにされたものと、後世の大乗仏教の思想概念が加入されたものとがあるため、以下では基本的に初期聖典に登場する純陀の姿を描き、大乗教典の解釈が対照的な部分は並列記述した。ちなみに大乗仏教の部分では、大乗仏教では一切救済を説くために、平民である純陀の身分が強調されている(特に『法華経』影響下の『涅槃経』〔一切大衆所問品、純陀品〕では強く主張される)。 (ja)
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  • 純陀(じゅんだ、ちゅんだ、ちゅんだか、サンスクリット:चुन्द Cunda、タイ語: จุนทะ cunthá)、漢訳では准陀・淳陀・周那と音写、妙義と訳す。 1. * クシナガラ(現ビハール州カシアー)の鍛冶屋・工巧師の子。釈迦の最期の布施者となった。本項に詳述。 2. * 舎利子の末弟。1の純陀とは別人。 以下では『大般涅槃経』から要約する。なお、大般涅槃経には初期のパーリ語聖典等に明らかにされたものと、後世の大乗仏教の思想概念が加入されたものとがあるため、以下では基本的に初期聖典に登場する純陀の姿を描き、大乗教典の解釈が対照的な部分は並列記述した。ちなみに大乗仏教の部分では、大乗仏教では一切救済を説くために、平民である純陀の身分が強調されている(特に『法華経』影響下の『涅槃経』〔一切大衆所問品、純陀品〕では強く主張される)。 (ja)
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