一一四号魚雷艇(114ごうぎょらいてい)は日本海軍の捕獲魚雷艇。 元フィリピン海軍の所属艇で1940年(昭和15年)にイギリス・ソーニクロフト社で竣工した「QIII」。木製船体で速力39ノットを誇った。日本海軍が1942年(昭和17年)5月にフィリピン・キャビテ軍港で着底しているのを捕獲、第103工作部により1943年(昭和18年)4月に整備完成、同方面で使用された。大戦末期に戦没したと言われている。