第一次朝鮮スパイ事件(だいいちじちょうせんスパイじけん)は、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)から潜入した工作員が日本国内で諜報活動をおこない、逮捕されたスパイ事件。1950年(昭和25年)9月9日、警視庁等摘発(検挙)。 1949年(昭和24年)8月、島根県隠岐島から北朝鮮工作員、岩村吉松ことが2名の工作員とともに密入国した。許吉松は、北朝鮮内務省政治保衛局(現、国家保衛省)所属の少佐であった。