第64回ベルリン国際映画祭は、2014年2月6日から2月16日までドイツのベルリンで開催された。 オープニング作品はコンペティション部門に出品されたウェス・アンダーソン監督の『グランド・ブダペスト・ホテル』である。日本からは山田洋次監督の『小さいおうち』がコンペティション部門に出品され、黒木華が女優賞を受賞した。名誉金熊賞はイギリスの映画監督であるケン・ローチに贈られた。ベルリナーレ・カメラはドイツのプロデューサーであるカール・バウムゲルトナーが受賞した。 また、2014年2月2日に急逝したアメリカ合衆国の俳優、フィリップ・シーモア・ホフマンへのオマージュとして、第56回ベルリン国際映画祭で上映された『カポーティ』が追悼上映された。