竹売(たけうり)は、中世(12世紀 - 16世紀)期に存在した日本の行商人である。なかでも、山科家を本所とし竹を貢納および販売する者、およびその身分を竹供御人(たけくごにん)といい、同家に属したにあって竹を販売する者を竹売散所者・竹うり散所者(たけうりさんじょもの)という。江戸時代(17世紀 - 19世紀)に、切った篠竹(メダケ)を行商した者も「竹売」と呼んだ。