立久恵峡(たちくえきょう)は島根県出雲市の南部、神戸川(かんどがわ)上流2キロメートルに亘る峡谷。国の名勝および天然記念物に「立久恵」の名称で指定されている。 安山岩質を浸食して形成された渓谷であり、100から200メートルに亘る石柱や断崖がそそり立ち、奇岩が屹立する。その独特の景観から「山陰の耶馬渓」の異名を持つ景勝地で、渓谷沿いに展望台や遊歩道があり、観光地として開けている。 名所に屏風岩、天狗岩、神亀岩、天柱峯、袈裟掛岩、烏帽子岩、猿岩、ろうそく岩、天然大仏像などがある。また、立久恵山霊光寺周辺の岩盤に彫られた五百羅漢像も名物。 付近にがある。