石垣いちご(いしがきいちご)とは静岡市の、駿河区西平松から清水区駒越までの(駿河湾)沿いの東西8kmにわたって、有度山(日本平)の南斜面で石垣を利用して栽培されているいちごである。 この地域は非常に温暖でいちご栽培に適している。栽培農家は約360戸。1月から5月までのいちご狩りのシーズンにはいちご海岸通り(国道150号)沿いに「いちご娘」が出て、観光農園でのいちご狩りへの呼び込みをしている。 1896年、伊佐須美神社宮司で松平容保の次男、松平健雄が川島常吉にいちごの苗を託したのが始まりとされる。