『白衣の女』(びゃくえのおんな、The Woman in White )は、イギリスのヴィクトリア朝のウィルキー・コリンズの長編推理小説・恋愛小説。1859年からディケンズの雑誌All the Year Roundに連載。1860年出版。 発表と同時に大ブームを巻き起こす。書店に行列ができ、時の蔵相(のち首相)グラッドストーンは友人とのオペラ鑑賞をすっぽかしてまで読みふけったという。美術教師ハートライトと、その生徒ハルコムの視点から語られる、全身白い衣服に身をまとった女の話。 T・S・エリオットは、本作品は「最高の人間描写」を含んでいると激賞した。