白川ダム(しらかわダム)は、山形県西置賜郡飯豊町、一級河川・最上川水系置賜白川(おきたましらかわ)に建設された直轄初のロックフィルダムである。 国土交通省東北地方整備局が管理を行う国土交通省直轄ダムで、高さ66メートルのロックフィルダム。置賜白川及び最上川の治水と山形県置賜地方への利水、そして山形県企業局による公営水力発電を目的とした特定多目的ダムで、現在は寒河江川の寒河江ダムと共に国土交通省東北地方整備局・最上川ダム統合管理事務所によって総合的に運用が行われている。ダムによって形成された人造湖は河川名を採って白川湖(しらかわこ)と命名され様々なイベントの実施など積極的な開放によって現在は年間約35万人が訪問する観光地である。4月中旬から5月中旬の約1ヶ月だけ姿を現す水没林は、近年人気の景勝地に成長している。なお、奈良県の大和川水系高瀬川にも同名のダムが存在する。