『田園の憂鬱』(でんえんのゆううつ)は、佐藤春夫の小説。『病める薔薇』(やめるそうび)の別タイトルを持つ。1919年(大正8年)定本刊行。都会を逃れた田園生活での、自らの憂鬱で病的な心情や心象風景が描かれている。