珪亜鉛鉱(けいあえんこう、英: Willemite、ウィレマイト)は、亜鉛ケイ酸塩鉱物(Zn2SiO4)および亜鉛の微小鉱物である。短波紫外光下で強い蛍光(緑)を示す。繊維状塊、硬い褐色塊(珪酸亜鉛マンガン鉱、トルースタイト)、アップルグリーンの宝石様塊など日光の下では様々な色で存在する。 1829年にベルギーの鉱山で発見された。は務めていた大学で学生から試料を見せられた。レヴィはネーデルラント王ウィレム1世にちなんでwillemiteと命名した(villemiteと綴られることもある)。変種のトルースタイト(troostite)はオランダ系アメリカ人の鉱物学者ヘラルト・トローストに因んで命名された。