狩野 松栄(かのう しょうえい、永正16年(1519年) - 天正20年10月21日(1592年11月24日))は、安土桃山時代の狩野派の絵師。名は直信、通称は源七、松栄は剃髪後の号。狩野元信の三男で、兄に狩野宗信、狩野秀頼。長男は狩野永徳、次男は狩野宗秀、三男はのちに表絵師の神田松永町狩野家を興す、四男は同じく表絵師の下谷御徒町狩野家の祖・狩野長信である。