燃燈仏(ねんとうぶつ)は、釈迦が前世で儒童梵士(じゅどうぼんし)と呼ばれ修行していたとき、未来において、悟りを開き釈迦仏となるであろうと予言(これを授記という)した仏である。 燃燈の原名はディーパンカラ(Dipankara)で、提和竭羅(だいわがつら)と音写し、定光仏、錠光仏などとも漢訳される。 灯火を輝かす者という意味があり、肩に炎をもつ独特な仏である。