熱流センサ(ねつりゅうセンサ)は、センサの表面に加えられた総熱量に比例する電気信号を生成する変換器である。 測定された熱流量をセンサの表面積で割って熱流束(熱フラックス)を導く。 熱フラックスは、対流、熱放射(放射)、熱伝導という、3つの異なる形態があるが、熱流センサはこれらの熱フラックスを測定する装置である。熱流変換器、熱流束計、熱流板などの異なる名称でも知られており、それぞれの目的に特化している。 熱伝導の測定装置例としては、熱流センサ、放射の測定装置例としては、日射計が上げられる。日射計は太陽の短波放射フラックスを測定する単一目的の熱流センサである。 他の熱流センサには、 ガードン(Gardon)ゲージ (円形箔ゲージ)、薄膜サーモパイル およびシュミット-ボエルター(Schmidt-Boelter)ゲージなどがある。 SI単位では、熱量はワットで測定され、熱流束(熱フラックス)はワット/平方メートルで計算される。