無雲天(むうんてん 梵:Anabhrakā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第10番目の天。色界第四禅の第1番目・初天。 上部の福生天と下部の遍照天の間に位置する天。 『順正理論』は「以下空中天所居地、如雲密合、故説名雲。此上諸天、更無雲地。在無雲首、故説無雲。」(遍照天から下は天(デーヴァ)が住む場所で、雲のように密集しているため「雲」と言う。その上からは(格の低い天が雑居するような場所でないため)雲地がない。雲のない最初の場所であるため無雲天と言う。)と説明する。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が125由旬、寿命が125劫とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を300劫とする。

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  • 無雲天(むうんてん 梵:Anabhrakā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第10番目の天。色界第四禅の第1番目・初天。 上部の福生天と下部の遍照天の間に位置する天。 『順正理論』は「以下空中天所居地、如雲密合、故説名雲。此上諸天、更無雲地。在無雲首、故説無雲。」(遍照天から下は天(デーヴァ)が住む場所で、雲のように密集しているため「雲」と言う。その上からは(格の低い天が雑居するような場所でないため)雲地がない。雲のない最初の場所であるため無雲天と言う。)と説明する。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が125由旬、寿命が125劫とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を300劫とする。 (ja)
  • 無雲天(むうんてん 梵:Anabhrakā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第10番目の天。色界第四禅の第1番目・初天。 上部の福生天と下部の遍照天の間に位置する天。 『順正理論』は「以下空中天所居地、如雲密合、故説名雲。此上諸天、更無雲地。在無雲首、故説無雲。」(遍照天から下は天(デーヴァ)が住む場所で、雲のように密集しているため「雲」と言う。その上からは(格の低い天が雑居するような場所でないため)雲地がない。雲のない最初の場所であるため無雲天と言う。)と説明する。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が125由旬、寿命が125劫とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を300劫とする。 (ja)
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  • 無雲天(むうんてん 梵:Anabhrakā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第10番目の天。色界第四禅の第1番目・初天。 上部の福生天と下部の遍照天の間に位置する天。 『順正理論』は「以下空中天所居地、如雲密合、故説名雲。此上諸天、更無雲地。在無雲首、故説無雲。」(遍照天から下は天(デーヴァ)が住む場所で、雲のように密集しているため「雲」と言う。その上からは(格の低い天が雑居するような場所でないため)雲地がない。雲のない最初の場所であるため無雲天と言う。)と説明する。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が125由旬、寿命が125劫とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を300劫とする。 (ja)
  • 無雲天(むうんてん 梵:Anabhrakā)は、三界のうち、色界18天の下位から数えて第10番目の天。色界第四禅の第1番目・初天。 上部の福生天と下部の遍照天の間に位置する天。 『順正理論』は「以下空中天所居地、如雲密合、故説名雲。此上諸天、更無雲地。在無雲首、故説無雲。」(遍照天から下は天(デーヴァ)が住む場所で、雲のように密集しているため「雲」と言う。その上からは(格の低い天が雑居するような場所でないため)雲地がない。雲のない最初の場所であるため無雲天と言う。)と説明する。 『雑阿毘曇心論』『彰所知論』は、この天での天部の身長が125由旬、寿命が125劫とする。また『仏説立世阿毘曇論』は、寿命を300劫とする。 (ja)
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  • 無雲天 (ja)
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