火星隕石(かせいいんせき)は火星起源で地球に落下した隕石である。火星に他の天体が衝突した結果、放出されたとされている隕石である。地球で発見された数万個の隕石の内、172個の隕石が火星起源だとされている(2016年時点)。その多くは2000年以降に発見された。 これらの隕石は、火星探査機やマーズ・ローバーによって測定された火星の岩石や大気と、元素および同位体の組成が類似した物であるため、火星からのものだと考えられている。なお、この用語は、などの「火星で発見された隕石」は含まない。