『清浄の園』(せいじょうのその、 روضة الصفاء Rawḍat al-Ṣafā')は、15世紀末にティムール朝の都ヘラートで書かれた歴史書。全7章で構成されており、天地創造からティムール朝までの歴史を記す。著者は(1433年 - 1498年)。題名はペルシア語で『ラウザトゥ=ッサファー(Rawżat al-Ṣafā')』。正式名称は『諸預言者・諸王・諸カリフの行状における清浄なる庭園』( روضة الصفا في سیرة الانبياء والملوك والخلفاء Rawḍat al-Ṣafā' fī Sīrat al-Anbiyā' wa al-Mulūk wa al-Khulafā')。日本語訳としては『清浄園』、『清浄の楽園』、『清浄の庭園』、『清浄なる庭園』などと表記される。