法科大学院適性試験(ほうかだいがくいんてきせいしけん)は、かつて、日本における法科大学院の入学判定のために入学志願者の法科大学院における教育に不可欠な基礎学力をはかるために実施されていた共通試験である。単に適性試験とも呼ばれる。 法律的知識や一般教養等が点数を左右する性質の試験ではなく、適性試験の成績と司法試験の成績との間に相関関係があるのか疑問視されていた。 当初は法科大学院に出願しようとする者は受験が必須であったが、2016年ごろの法科大学院改革の中で任意化が提言された際、採用予定校数が僅少であったことなどから、2018年度には実施が見送られ、その後は実施されておらず、実質的に廃止となっている。