『治療塔惑星』 (ちりょうとうわくせい) は大江健三郎の長編小説であり、『治療塔』の続編である。『治療塔』とは異なり、宛先を特定しない手紙という形式で書かれた。月刊誌「へるめす」1991年1月号から1991年9月号に連載され、1991年に岩波書店から出版された。2008年に講談社文庫へ収録された。 大江は、『治療塔』と本作はイェーツを「主題のイメージ化の支え」にしたと回想する。