河況係数(かきょうけいすう、英語: coefficient of river regimeまたはriver regime coefficient)または河状係数(かじょうけいすう)は、河川における1年間の最大流量と最小流量の比のことを指す。日本国外では、1年間ではなく、過去の最大流量と最小流量の比をもって河況係数とすることが多い。数値が1に近いほど年間流量の変動が少ない河川で、大きくなるほど変動が大きい河川である。たとえば河況係数が10なら、最も水が多い時に、最も水が少ない時の10倍の水が流れていることになる。河況係数の定義により、最少流量が0のときに河況係数は無限大(∞)となる。