河朔三鎮(かさくさんちん)は、中国の晩唐期に国内各地の節度使が藩鎮として割拠した状況下において、河朔地区(現在の河北省を中心とする地域)の三つの藩鎮、すなわち(盧龍軍。現在の北京及び長城付近)・(天雄軍。渤海湾から黄河以北)・(恒陽軍、成徳軍。幽州以南と山西に接する地域)を指す。