江村 洋(えむら ひろし、1941年8月6日 - 2005年11月3日)は、日本の比較文学・ドイツ文学者。 東京生まれ。1965年東京大学教養学部ドイツ分科卒、70年同大学院比較文学比較文化博士課程中退、同年「若き日のゲーテとヘルダー」でゲーテ賞を受賞、ドイツ留学。75年頃より東洋大学文学部助教授、教授。在職中に病床に伏しそのまま死去した。 歴史が専門ではないが、ハプスブルク家に関する一般向け読物の著者として人気がある。1990年の『ハプスブルク家』はロングセラーとなっている。平易で分かりやすい文章が特徴であった。