『民衆の敵』(みんしゅうのてき)は、1946年に東宝が製作・配給した日本映画で、今井正監督の戦後第1作である。第1回毎日映画コンクール監督賞受賞作品。戦時中に増産映画の名手であった今井が、戦時中の工場での財閥の横暴を描いた。美術を松山崇が担当した。