毎月勤労統計調査(まいつききんろうとうけいちょうさ)及び同統計は、 厚生労働省が実施している調査統計であり、景気変動を探る経済指標の一つとして賃金や労働状況、雇用変動を明らかにすることを目的としている調査である。前身の調査は大正12年(1923年)から始まっており、統計法に基づき、国の重要な調査として行われている。物価変動を除いた実質賃金指数などの公表をしている。GDPの計算や保険などにも用いられる。またこのような重要な統計であるにもかかわらず、下記の不正においては統計の6割強が不適切であったとして問題となっている。