『死の国からのバトン』(しのくにからのバトン)は、日本の児童文学作品。著者は児童文学作家の松谷みよ子。1976年(昭和51年)2月13日に、偕成社から刊行された。戦争や公害などの社会の暗部に光を当て続けた『直樹とゆう子の物語』シリーズ全5部作の第2作であり、主人公兄妹と死者たちの交流を通じて、公害や自然破壊の告発をテーマとしたファンタジー作品である。