『武士の一分』(ぶしのいちぶん)は、2006年製作の日本映画。 原作は時代小説『盲目剣谺返し』(『隠し剣秋風抄』収録、藤沢周平作)。山田洋次の監督による『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』と並ぶ、「時代劇三部作」の完結作。興行収入は40億円を超え、松竹配給映画としての歴代最高記録(当時)を樹立した(後に、『おくりびと』がこの記録を更新)。第57回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門オープニング作品、特別部門に選出された。