権助(ごんすけ)は、架空の人物名。小僧の定吉と並ぶ、古典落語に登場する奉公人のキャラクターである。主に江戸落語で登場する。 元々「権助」という名前は個人名というより、地方出身の商家の使用人、特に飯炊きの総称で、職業名を示す普通名詞だった。落語に出てくる権助も地方から江戸に上京してきた田舎者で、奉公先で飯炊きや、下男をしている。