根室車石(ねむろくるまいし)は、北海道根室市の根室半島附近一帯に広く分布し、方沸石を含み、アルカリ分に富む玄武岩質岩石中に見事な放射状節理の発達した球状岩体である。中央から放射状に割れ目が入るさまを轂から輻が放射状に延びる車輪の形状にたとえて「車石」と呼ばれる・ 1939年(昭和14年)9月7日に、国の天然記念物となった。