核図表(かくずひょう)とは、陽子数と中性子数を座標軸にとった平面上に、原子核の核種を配置した図である。イタリアの物理学者エミリオ・セグレにちなんでセグレチャートとも呼ばれる。座標(0, 1)を1Hとし、X軸に中性子数、Y軸に陽子数を取り、各マスに核種(質量数などを付した元素記号)を記入するのが一般的で、既に発見された核種だけでなく、未発見核種を含めることもある。なお、wikipediaの核種の一覧ではX軸に陽子数、-Y軸に中性子数を取っている。核図表は1934年にクルト・グッゲンハイマーによって発表され、1935年にジョルジオ・フェーア、1945年にエミリオ・セグレとグレン・シーボーグによって拡張された。 核図表は周期表と異なり元素の化学的な性質はほとんど読み取れないが、核の安定性や陽子・中性子数に基づく原子核の規則性を掴みやすい。元素合成等を考える上で重要となる。

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  • 核図表(かくずひょう)とは、陽子数と中性子数を座標軸にとった平面上に、原子核の核種を配置した図である。イタリアの物理学者エミリオ・セグレにちなんでセグレチャートとも呼ばれる。座標(0, 1)を1Hとし、X軸に中性子数、Y軸に陽子数を取り、各マスに核種(質量数などを付した元素記号)を記入するのが一般的で、既に発見された核種だけでなく、未発見核種を含めることもある。なお、wikipediaの核種の一覧ではX軸に陽子数、-Y軸に中性子数を取っている。核図表は1934年にクルト・グッゲンハイマーによって発表され、1935年にジョルジオ・フェーア、1945年にエミリオ・セグレとグレン・シーボーグによって拡張された。 核図表は周期表と異なり元素の化学的な性質はほとんど読み取れないが、核の安定性や陽子・中性子数に基づく原子核の規則性を掴みやすい。元素合成等を考える上で重要となる。 (ja)
  • 核図表(かくずひょう)とは、陽子数と中性子数を座標軸にとった平面上に、原子核の核種を配置した図である。イタリアの物理学者エミリオ・セグレにちなんでセグレチャートとも呼ばれる。座標(0, 1)を1Hとし、X軸に中性子数、Y軸に陽子数を取り、各マスに核種(質量数などを付した元素記号)を記入するのが一般的で、既に発見された核種だけでなく、未発見核種を含めることもある。なお、wikipediaの核種の一覧ではX軸に陽子数、-Y軸に中性子数を取っている。核図表は1934年にクルト・グッゲンハイマーによって発表され、1935年にジョルジオ・フェーア、1945年にエミリオ・セグレとグレン・シーボーグによって拡張された。 核図表は周期表と異なり元素の化学的な性質はほとんど読み取れないが、核の安定性や陽子・中性子数に基づく原子核の規則性を掴みやすい。元素合成等を考える上で重要となる。 (ja)
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  • 上図は見やすいように三つに切った核図表。 下はその元の図。 (ja)
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  • 核図表(かくずひょう)とは、陽子数と中性子数を座標軸にとった平面上に、原子核の核種を配置した図である。イタリアの物理学者エミリオ・セグレにちなんでセグレチャートとも呼ばれる。座標(0, 1)を1Hとし、X軸に中性子数、Y軸に陽子数を取り、各マスに核種(質量数などを付した元素記号)を記入するのが一般的で、既に発見された核種だけでなく、未発見核種を含めることもある。なお、wikipediaの核種の一覧ではX軸に陽子数、-Y軸に中性子数を取っている。核図表は1934年にクルト・グッゲンハイマーによって発表され、1935年にジョルジオ・フェーア、1945年にエミリオ・セグレとグレン・シーボーグによって拡張された。 核図表は周期表と異なり元素の化学的な性質はほとんど読み取れないが、核の安定性や陽子・中性子数に基づく原子核の規則性を掴みやすい。元素合成等を考える上で重要となる。 (ja)
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  • 核図表 (ja)
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