『柔らかい肌』(やわらかいはだ、原題: La Peau douce)は、フランソワ・トリュフォーの監督による、1964年のフランスの長編映画である。ストーリーは新聞の三面記事に載った実際の事件に基づいている。撮影はオールロケーションでセットは使っていない。不倫と三角関係が主題だが、ヒッチコックを思わせるスリリングなサスペンス調で描かれている。トリュフォー監督は『突然炎のごとく』の正反対の映画になるように意識してつくったようだ。そのためか、最初にカンヌ国際映画祭に出品したときは、良い評価を得られなかった。