林 義端(はやし ぎたん、? - 正徳元年 5月4日(1711年))は、江戸時代中期の儒学者、小説家、版元および本屋経営者。浮世草子の作家として知られる。字は九成、通称は九兵衛、号は文会堂。 伊藤仁斎の門下として儒学を学び、京都で書肆(本屋)「文会堂」を経営した。怪異小説『玉櫛笥』(たまくしげ)・『玉箒子』(たまははき)を著し、京都の書肆経営者の中では儒学者として名声が高かった。