木曽漆器(きそしっき)は、長野県塩尻市木曽平沢(旧木曽郡楢川村平沢)とその周辺で製造される漆器。流れをくむものとして八沢漆器と呼ぶものもある。 1975年(昭和50年)2月17日に経済産業省(当時の通商産業省)の伝統的工芸品に指定された。中心的産地である木曽平沢は、2006年(平成18年)に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、毎年6月に木曽漆器祭が開催されている。 堅地塗り、堅地漆器ともいい、丈夫で美しいのが特徴で、主な製品には座卓、盆、膳、重箱、鉢、椀、箸などがある。