『望み』(のぞみ)は、雫井脩介の長編小説。電子小説誌『文芸カドカワ』(KADOKAWA)2016年1月号から7月号に連載、2016年9月5日にKADOKAWAから刊行された。思春期の息子の友人が遺体で発見され、その事件に関わり行方不明となった息子を巡って「加害者か、それとも被害者か」と葛藤する夫妻の心理を描く。第七回山田風太郎賞候補作、「週刊文春ミステリーベスト10」2016年国内部門第9位。 2019年4月24日に文庫化され、2020年に映画版が公開された。