最上川さみだれ大堰(もがみがわさみだれおおぜき)は、山形県東田川郡庄内町と酒田市にまたがる、一級河川・最上川本流下流部、河口より28.3キロメートル付近に建設された堰である。 国土交通省東北地方整備局が管理する国土交通省直轄ダムで、庄内平野への灌漑を目的に建設された可動堰である。この堰はゴムが原材料の水門を用いており、空気を入れて膨張させることにより貯水を行う。こうした堰をラバーダムと呼ぶが、同型式の堰としては日本最大規模を誇る。