春登(しゅんとう、1773年(安永2年)- 1836年(天保7年))は、江戸時代後期の時宗の僧・国学者・万葉学者。春登上人、釈春登とも呼ばれる。俗姓は山本、諱は輪丈(倫丈)、号は花水庵(華水庵)・大麓斎・興徳院。 主な著作として、本草書などをもとに『万葉集』に出てくる動植物の同定(名物学)を論じた『万葉集名物考』、万葉仮名の分類を論じた『万葉用字格』など。