春一番(はるいちばん)は、1971年から、福岡風太、阿部登らが中心になって、関西を中心としたミュージシャンを集めて、大阪の天王寺公園野外音楽堂で5月のゴールデンウィークに開催した大規模な野外コンサート。フォークソング、ロック、ジャズなど、ジャンルにこだわらないコンサートとして親しまれている。 1979年まで続き、裏方スタッフが業界人となり、一時中断となったが、阪神・淡路大震災の起きた1995年から会場を変えて再開し、2006年からは「祝春一番」の名称で現在に至っている。コンサートを続ける理由を福岡風太は「死んだからや、渡が。それだけや」と語っている。