『春のめざめ』(英題:Spring Awakening)は、フランク・ヴェーデキント作の同名戯曲『春のめざめ』(原題:Frühlings Erwachen)をもとにしたロック・ミュージカル。2006年にブロードウェイで開幕し、第61回トニー賞で、ミュージカル作品賞を含む8部門で受賞した。ブロードウェイ公演は、2009年1月18日に幕を閉じた。 舞台は19世紀末のドイツ。少年メルヒオールと少女ベンドラとの思春期を通して、性への無知と大人達の無理解による悲劇を描く(原副題は「子供達の悲劇」)。原作戯曲は1891年に初演されたが、その後社会問題に発展し、20世紀前半まで長きにわたって上演が禁止されていた。