旧留萌佐賀家漁場(きゅうるもいさがけぎょば)は、北海道留萌市礼受町にある漁場跡。1997年3月11日、漁場施設のあるエリアを中心に国史跡に指定された。現在は全域が国史跡となっており、また近代化産業遺産でもある。漁業は、近世〜明治に特に栄え、北海道の産業を支えるうえで欠かせない存在であった。そのような北海道の日本海沿岸における漁業形態の発展およびその歴史などを強く物語るのがこの漁場跡である。