旧シャープ住宅(きゅうしゃーぷじゅうたく)は兵庫県神戸市中央区の北野町にある異人館。「萌黄の館」の名でも知られている。1980年12月18日に国の重要文化財指定を受けた。 著名な風見鶏の館の西に位置する建物は、風見鶏の館の重厚なネオ・バロック様式に対し、軽快な典型的コロニアル様式の2階建て建築である。装飾の基本はバロック様式で、2つの異るデザインのベイ・ウインドーやモザイク装飾の階段など随所に贅沢な意匠が見られ、また日本の様式も散見される。